バレエの本場サンクトペテルブルグにて開催されているワガノワサマースクールに同行しております。
学生生活は実に四半世紀ぶりかと言う勢いですが(笑)、アカデミーの寮に3週間滞在し、連日アカデミー教師や現役バレエダンサーなどロシアバレエ界を牽引しているアーティストの方々が教えに来るというなんとも羨ましい環境を中から見させていただいております。
さらにこの先一週間で
・マリア・ホーレワ
・ファルフ・ルジマートフ
・アンドレイ・メルクリエフ
・ウラジーミル・シクリャローフ
のレッスンが直接受けられるという、笑。
何ということでしょう、(^_^;)
そんなサマースクールで2020年のワガノワ・バレエ・アカデミー主催の国際会議で採択されたイカ足問題とその解決策についての発表内容をもとに講義をさせていただきました。
コロナで現地に行けず、一年以上預かっていただいていた論文の証書を正式に拝受致しました。
マリインスキーダンサーを天井から撮っている写真をご覧になったことがあるかと思います。あの写真家マーク・オリッチ氏と毎日のように同じテーブルでランチを食べると言う珠玉の日々に目尻が下がりっぱなしです。笑
終始柔和な面持ちのマークさんですが、バレエ人生をかけてロシアに来ている生徒さんたちが醸し出す緊張感と美しさをシャッターで捉える瞬間の目には、キリリと鋭いものがあります。
そんな会場を一歩外に出ると、ロシア語を全く解さない当方は買い物ひとつできず、それはそれで緊張感が走ります。汗
そんな特別なサマースクールの中で、大人バレエの生徒さんに役立ちそうなツールを一つ発見しました。
マリインスキー劇場バレエ団の医師・トレーナーを務めていたデニス・カブルコフ氏が開発した足関節の調整器具です。
この器具一つで、
- プリエが深くなる
- ターンアウトがしやすくなる
- 土踏まずが落ちなくなる
- ポイントしやすくなる
- ジャンプが高くなる
- アキレス腱付近の怪我が予防できる、などなど
いろいろです。
それぞれの効果に合わせて使い方が異なるので使い方の学習が必要です。
そのひと手間はありますが、上記のような結果を求めている方にはおすすめです。
今夜のサロンで実物をご紹介します。
話がそれましたが、マリインスキー劇場へも行き『白鳥の湖』を観てしまいました。
マリインスキーダンサーでインスタやYouTubeでも人気のこの方ともお会いしました。
アカデミー近くのバレエ博物館では、ワガノワ先生が普段使っていたという椅子とテーブル、そして先生を描いた絵の前で一枚。
初日には講義もさせていただきました。
そんなロシアバレエの本場サンクトペテルブルグから今夜のバスターズサロンをお届けします。
サロンのテーマは
『ロシアとイタリアのバレエメソッドの大きな違いについて』
これに関連してバスターズの二人の講師が関連ブログを書きました。
それぞれの記事は下記ボタンを押してお読みいただけます。
- 本日のオンラインサロン「ロシアとイタリアのバレエメソッドの大きな違いについて」
- バレエの源流チェケッティメソッドの先生との交流
- ピルエットの着地に見るロシアとイタリアのバレエメソッドの違い
脚が高く上がるとかピルエットがたくさん回れるとか、そんな話はバレエのごく一部にすぎない、ということを感じていただければと思います。
■配信について
今夜のバスターズサロンは
- Zoom(表サロン、裏サロン)
- YouTube(表サロンの一部)
- Facebook(裏サロン)
にて視聴していただけます。
ご希望に応じて使い分けていただければと存じます。
なお、当方のWiFiが不安定なため途中でいなくなってしまうかも知れません。その際はご了承ください。m(_ _)m
8/20(金)
ロシアとイタリアのバレエメソッドの大きな違いについて
21:30- 表サロン(無料)
22:15- 裏サロン(有料)
下記ご一読ください。