バレエ教室に通っている子どもたちは、通常小学4年生辺りからバレエを辞め始めます。
中には、プロを目指す少数派もいます。
周りの友だちが辞め始める中、プロを目指す子たちの意志は強いです。
でも、その子たちは必ずしも鋼鉄の意志を持っているわけではありません。
以前、小学高学年の本気組のある生徒が、あまり乗り気でなくレッスンを受けている感じでした。
たまたまお母様とお話する機会があったので、そのことを伝えると、返ってきた言葉は
「本人がやると言って始めたバレエだから。最後までやり遂げさせたい。」
と。
つまり、
本人が言いだした責任をしっかり取らせたい。
習い事を途中で辞めることは教育上良くない。
との方針を持たれていました。
諦め癖がつくのは良くない、ということかも知れませんが、ちょっとしたきっかけで憧れを持ったり、感動したりして始めたバレエかも知れません。
色々経験する中で、もっと素敵なものに出会ってしまうことだってあるはずです。
だから、過去の発言の責任を取らせるようなことはせずに、素敵な出会いを喜んで、あたらしい人生に切り替えさせてあげたほうが良いのではないでしょうか?
そのお母様だって、好きな歌手や食べ物、パートナーだって、そうやって替えてきただろうに。。
こんな記事と出会いました。
みんな「辞める練習」が足りてない
https://note.mu/kyoukn/n/n37314ab0ec21
変わることを楽しむ心の余裕があるといいですね。