解剖学では、
筋肉は二種類に分けられる、
と学びます。
思い通りに力が入る骨格筋と
思い通りにはならない心臓と内臓の筋肉。
その骨格筋を「随意筋」
心臓と内臓の筋肉を「不随意筋」
と呼ぶ、と。
では、
肩こりは自分の意志で
緩められるでしょうか?
出来ませんね。
でも、
肩こりの筋肉は骨格筋。
随意筋のはずなのに、
思い通りにはならない。
どうして?
こむら返りは自由に緩められますか?
出来ませんね。
これも随意筋のはずなのに。
どうして?
そもそも
骨格筋=随意筋
という前提が間違っているんですね。
骨格筋も
心筋も
内臓の筋肉も
不随意筋なんです。
つまり、
すべての筋肉は不随意筋です。
だって、
実際そうでしょ!
ただし、
骨格筋だけ、
随意的に力を入れたり抜いたりすることもできる、
というおまけ付き、
というわけです。
肩こりやこむら返りを
随意的に緩められないことから分かるように、
不随意の方が優位なんです。
随意 < 不随意
随意は不随意に勝てないんです。
勝てるなら、
肩こりは簡単に緩められるはず。
もし、
踊りにくさがあったとき、
その原因は、
不随意的な力が上手く入らないから
かも知れません。
でも普通は、
踊りにくさがあったとき、
自分の意志で手足を動かして
動きを改善しようとするのではないでしょうか?
でも、
随意は不随意に勝てない。
ということは、
不随意の方を改善しないことには、
努力が報わることはありません。
では、
どうしたら不随意的な動きの改善が図れるでしょうか?
もしあなたが、
この質問に即答できないなら、
そして、
その答えを知りたいなら、
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解剖学をバレエに生かす極意と鍛錬
最後までお読み頂きありがとうございました。
バレエ上達ナビゲーター長岐でした。