あなたのバレエ上達ナビゲーター
バレエスタジオDancingFUNの長岐 です。
ピルエットをするとき、こんなことを意識していませんか?
顔を残そう
スポットしよう
引き上げを忘れないぞ
プレパレーションの歩幅を狭く/広く
肘を素早く引く
パッセに素早くつま先を上げる
…
えっ⁉︎ 他にもあるって⁉︎
は、はい。どうぞ。^_^;
これだけ注意を払っているんだから、さぞかしたくさん回れてい…
ないんですか?
もしあなたが上記のように複数のチェックポイントを知っていながら、思ったほど回れていないとしたら、何かおかしいですよね?
「何かが足りない」
「何をしたらもっとピルエットが上手に回れるようになるんだろうか?」
と、教師にアドバイスを求めたり、ネットでコツを調べたりしたとします。
そして見つけた新たな「ピルエットのコツX」
これでピルエットの悩みがなくなる…はずだったのに、なくならない。
これでやることリストが一つ増えました。
このパターンだと、ピルエットが改善される可能性はとても低いです。
なぜかというと、やることが増えてしまっているから。
元々意識していた一つ一つはそれがきちんと出来ていたらピルエットが上手くいくはずのものだったはず。
それが出来ていないから上手く行かない。
ということがわかれば、やるべきことは、新しいコツを探す(やることリストを増やす)ことではありません。
その逆です。
やることを減らすのです。
そもそもやることが多すぎて、きちんと出来ていない。
だから、やることを減らすのです。
まずはひとつ減らしましょう。
それでも上手く行かなければ、もうひとつ減らしましょう。
それを繰り返していくと、もしかするとたったひとつのコツに行き着くかもしれません。
仮にそれが
「パッセに素早くつま先を上げる」
だとしたら、その一点だけに集中するのです。
そして、文字通り「パッセに素早くつま先を上げる」ことが出来ていたのにまだうまく回れないとしたら、そこで初めて次のコツを加えてみてください。
仮にそれが
「引き上げを忘れないぞ」
だとします。
これで上手く回れたとすると、あなたにとってはこの二つで十分ということになります。
このアプローチのポイントは、
やることを減らす
です。
魔法のスイッチがどこかにあると思って、あれこれため込んではいけないのです。
すでに知っているごく当たり前のコツを信じてきちんとやり切る。
その上で必要なら次を加える。
もしあなたが、沢山コツを知っているのにピルエットが上手く回れていないなら
試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
追伸1
それでも一度にたくさんのことが出来るようになりたい人はこちらへどうぞ^^;
追伸2
あなたの指導に取り入れたい方はこちらをご覧ください。
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