・ChatGPTに聞きました。demi-pointeが正しく理解されていない?
・【今夜開催】初心者のためのバレエメソッドのすゝめ〜第2ポジション
・ヒールモが痛い時の解決法
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・ChatGPTに聞きました。demi-pointeが正しく理解されていない?
・ターンアウトが大事!
・立ち方が大事!
・ルルベは高く!
とか、
バレエを習うなら、
まずはここから!
と、
思ったことはありませんか?
普段のレッスンでこれらについて時間を割いて説明してもらえることはあまりないかも知れませんね。
そんなときはどうするか?
・本を読む
・YouTubeを見る
・誰かの解説ブログを読む
とかするかも知れませんね。
こういうバレエ関連の情報を集めようとしたら、多くは言語を介して行われると思います。
ところが、たびたびお伝えしているように、
「本当に大事なことは語られない。」
というのもまた事実。
あらっぽく言うと、
ネットで調べても無理(語られてないので)、
ということになります。
たとえば、Demi-Pointe(デミ・ポイント)。
以前のバスターズサロンでアンケートを取って分かったことは、
「Demi-Pointe(デミ・ポイント)」
とは、踵をできるだけ高く上げようとしたルルベだと思っている人が圧倒的多数でした。
この図の3/4の形だと思っているということですね。
おそらく、レッスンでそう教わってきたからだと思います。
言葉通りの2/4にしようものなら、大変な剣幕で
「もっと高く!」
とか言われてしまうのかも知れませんね。
「いや、先生、それ間違ってますよ(^^メ」
とかいったらどうなるんですかね?
どなたか実験して、
結果を教えて下さい。(^^)
もし、
とにかく
「もっと高く!」
という指導だったら、
その教師は間違いなく不勉強です。
正確に言うとバレエ教授法について不勉強です。
解剖学とかエクササイズについてはめちゃくちゃ詳しいかも知れませんが、それと同等かそれ以上にはバレエ教授法を学んでいないと思われます。
1/4とか、2/4とかはどこ行っちゃったんですかね?
そこで、
最近流行りのChatGPTに聞いてみました。
「バレエ用語の「Relevé」(レルヴェ)はフランス語で「持ち上げる」や「立ち上がる」という意味です。バレエでは、この言葉はダンサーが足のつま先立ち(デミポワントまたはフルポワント)に立ち上がる動作を指します。Relevéは、さまざまなバレエの振付やコンビネーションの中で使用される基本的な動作です。Relevéは感情を直接表現する動作ではありませんが、様々な振付やコンビネーションに組み込まれ、ダンサーが物語や感情を表現する際に使用されます。バレエでは、ポーズや動作は連携して感情や物語を伝えるものであり、特定のポーズや動作が常に同じ感情を表すわけではありません。」
とのこと。
これ無修正ですよ。
下手なブログ読んでいるよりよっぽど勉強になります。汗
ここで注目したいのはここです。
「特定のポーズや動作が常に同じ感情を表すわけではありません。」
作品の中ではそうかも知れません。
たとえば、
ジゼルの第一幕と第二幕では、ルルベもジャンプも感情が異なります。
では、レッスン中は?
常に無機的に動くのが正でしょうか?
あるいは自分で好きに決めればよいのでしょうか?
・ジャンプ
・ピルエット
・バランセ
など。
何が正解かは別にして、
こういう問いに対する答えを持たずに踊っているとしたら…
それは単なる運動になっているだけでは?
屈伸運動とか、
回転運動とかと同じ。
それならロボットのほうが得意かな。すでに。
アマチュアと言えども
バレエのレッスン中は
単なる運動ではなくて踊りでありたいですよね?
冒頭の質問に戻りますが
・ターンアウトが大事!
・立ち方が大事!
・ルルベは高く!
とか言うのはいいのですが、
そもそもの意味や何を表現するものなのか、
という決まり事は知っておきたいところです。
「決まり事」なんて堅苦しいこと言わずに自由に皆で楽しくやろうよ!
という声が最近は大きくなってきていますが、ダメです。
なぜなら、
バレエは様式美を表現するもの、
つまり、
ルールが決まっているからです。
たとえば、
「ルルベは喜びを表す。」
という前提でロシアバレエのレッスンは構成されているとのこと。
そして、
ルルベの発展形がジャンプ。
したがって、
「ジャンプも喜びを表す。」
という前提でレッスンが進行すると。
これを知っていたら、
単なる運動としてのジャンプと
喜びを表すジャンプでは、
動きの質は異なってくるし、
力の入れ方も体感も異なってきますよね。
ひょっとして、
こういう認識のないままレッスンを繰り返していませんか?
生徒さんのせいではありませんよ、もちろん。
日本にはこういう説明のないまま指導するバレエ教師が少なからず存在します。
そういう時間ってバレエレッスンではなくて、バレエのレッスンBGMが流れる運動の時間では?
なんてツッコミも入れられます。(^^メ
そういう、日本のバレエ教室では語られることが極めて少ない内容が、本当はバレエを学ぶ上で本質的に大事なことなのではないでしょうか?
そして、いまのところそういう情報はほとんど言語化されていない。
なのでChatGPTにも出てきません。
(ChatGPTが学習する素材の中に含まれていないので)
それは良くないよね、少しでも日本のバレエ界にもそういう情報を広めたいよね、という思いで制作に携わらせていただいた動画があります(残り少々。泣)
ワガノワ・バレエ・アカデミー校長ニコライ・ツィスカリーゼ氏がバレエを語り尽くすというシリーズ動画『Pro-Ballet』がそれです。
動画の本数はとても少なくなってしまったのですが、上記のような意味でバレエを学ぶ上で一番根っこの大事な話をされています。
残り数本が消えて無くなる前に、ぜひその根っこを味わってください。
バレエ・リテラシーが高まること請け合いです。(^_^)v
上記の「ルルベは喜びを表す。」は、
コンビネーションの組み方満点教師の石島みどりから聞きました。
※ コンビネーションの組み方講座満点の修了証
当スタジオでは、日常的にロシアバレエのお手本動画を見ながらレッスンが受けられる仕組みを作りました。
スタジオでもご自宅でも参加できます。
4月は各学年の第1レッスン。
興味がある方はここを押してご参加ください。
・ヒールモが痛い時の解決法
HEALMOの正しい乗り方をご存知ですか?
ポイントは、中足骨の先端です。
趾(あしゆび)を目一杯フレックスにして、中足骨の先端をしっかりスポンジに載せます。
この写真は、高いルルベをしたときですが、ア・テールのときも、深いフレックスをしたときもこの原則は同じです。
ところが、
これを正しく行おうとすると、中足骨の先端が当たって痛い(> <)
と感じる方が一定割合いらっしゃいます。
痛みを避けようと、趾のフレックスを甘くしてしまうと、原則から外れてしまうので、効きも甘くなってしまいます。
さて、どうするか?
今回、講師としてご参加頂いた「大人バレエのお悩みバスターズ」の講師でもある森脇さん。
最新ブログでHEALMOと「イカ足サポーター」の関係性をとても分かりやすく書いてくださいました。
興味ある方は、下記ボタンを押して、ご一読ください。
札幌・横浜・田町・オンラインと開催した「パーフェクト・ルルベ」
お陰様で、好評のうちに終えることが出来ました。
『大人バレエのお悩みバスターズ』会員の方や、DF通信の読者の方に多数後お集まり頂きました。m(_ _)m
ある新体操のコーチからは…
との声が届きました。
踊りやすさの向上だけではなさそう。
これまではプロを目指す途中で、あるいは、プロになった直後に怪我で引退。
なんていう話を度々耳にしてきました。
ですが、そういったケースも減少するかも知れません。
まさにバレエの学びの環境改善。
一刻も早く普及させねば!
「イカ足サポーター」の詳細はこちら。
今夜のバスターズサロンのテーマは
初心者のためのバレエメソッドとは(概論)
です。
「本当に大事なことは語られない。」
バレエ初心者が見るのはベテランの生徒さん達。
レッスンはベテランの生徒さんに合わせて進行する。
なんて言う状況だと、初心者がバレエの基本的な決まり事を聞く機会は殆どないのではないでしょうか?
そして、気づいたら最近入った初心者の視線を感じる。
結局、バレエのいろはを知らない生徒さんしかいない、なんてことになってない?
「今さら聞けないよね」
ホントにそれでいいんですか?
聞いちゃいましょう!
時間がないので。笑
4/21(金)
21:30- 表サロン(無料)
22:15- 裏サロン(有料)
ご覧になりたい方は下記リンクを開いてみてください。