結果報告
お陰様で、ダンス教師とダンス教室経営者の方を中心に、米国の方たちに「イカ足サポーター」の存在を知っていただくことができました。m(_ _)m
ダンスに関しては、米国では、バレエ、ジャズ、タップなど複数のジャンルを教える教師や教室が一般的で、日本のように、特定のジャンルに特化していないのが普通です。
その時点で、踊りに対する考え方が日本とは大きく違うのですが、幸い、「イカ足サポーター」はジャンルを問いません。
今回は、ダンスだけでなく、スポーツ系の方や、高齢の女性にも体験していただけました。
NY NOWにて
たまたま、ダンスティーチャーサミットの数日前に開催されていた、NY NOW(会場 Jacob Javits Convention Center)と言う、主にファッション系の日用雑貨展にも、出展させていただくことができました。そこではさまざまなジャンル、バックグラウンドの方に、試着体験をしていただけました。
こちらは、NY NOWで試着体験された方達の様子です。
日本からの出展者さんたちにも大変好評で、展示会なので皆さん立ちっぱなしで足に来ていたこともあり、履いた直後の笑顔が笑顔を呼び、次々と「イカ足スマイルクラブ」のメンバーに。笑
通りすがりの方達の中にも、足に問題を抱えている方が、少なからずいらっしゃったようで、試着している様子を目にして、「私も私も」と列ができるほど好評でした。
「医者に匙を投げられている」と言う方も笑顔になり、「いったい何が起きてるの⁈」と知人にメッセージを送る人まで現れました。笑
DTSにて
こちらは、いよいよ本番、ダンスティーチャーサミットで、試着体験された方達の笑顔集です。笑
ピタリと合うと皆さん笑顔になるので、それを目安に微調整を行なっています。
と言っても、6割の方は、袋から出して履いただけです。何も調整しないでこの笑顔です。
勝手に「イカ足スマイルクラブ」を設立し、にわかメンバーになっていただきました。笑
実際、笑顔になる方が増えるので、そんな形で社会貢献できたら素敵だな、と考えております。
会場:ニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウン
DTSの会場は、ニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウンです。ラジオシティ、MoMA、カーネギーホール、ロックフェラーセンターなど、超有名な建物に囲まれた場所にあります。
デボラ・ボーゲル氏と
『イメージ・筋肉調整法』、『ターンアウト』、『アラベスク』など、バレエ関連の教材を、以前日本語化させていただいた、米国ダンス教育界で神経・筋教育者として有名な、デボラ・ボーゲル氏と、2014年以来の再開となりました。
今回は「イカ足サポーター」のブースを、デボラさんの隣に配置させて頂きました。デボラさんご自身もイカ足に興味があり、 「ルルベの足底圧を測ってみたい」とのリクエストに応えて、測らせていただいた時の様子がこちらです。
デボラさんの周辺ではすでに、「イカ足サポーター」を試験的に履いている方がいて、とても好評とのことです。
デボラさんの専門は、神経・筋の教育です。「イカ足サポーター」で骨(構造)にアプローチできると面白い、ととても応援してくださっています。
会場の様子
ダンスティーチャーサミットの講義の様子を見て頂くとこんな感じです。
こういった部屋がいくつもあって、同時にさまざまなテーマで講義があったり、ダンスのレッスン(指導法)があったり、経営ノウハウなども学んでいます。
部屋を一歩出ると、ベンダーが並んでいて、カペジオとか、ハーレクインとか有名ブランドが出展していました。ハーレクインが展示していた個人用のリノリウムが、当社のオンラインレッスンで使っているものと同じ物だったので「これ使ってますよ。」と話しかけたら、途端に親しくしてくれました。
他には、米国で盛んなダンスコンペティションが多数、意外なところではダンス教室に特化した業務支援ソフトなども。当方が2014年に参加した際には、この手のソフトが四つ五つあったのですが、今回はその中でも老舗の「Jackrabbit Dance」だけが出展していました。こう言うサービスが事業として成り立つほど、ダンス市場が大きいと言うことの表れだと思います。
そんな中にあって「イカ足サポーター」はかなり異色でした。機能特化していて、ふわっとしていないので、その分外れると大ゴケするリスクが高かった訳ですが、お陰様でそうはならなかったようです。
「イカ足」と言う言葉や概念は、これまでなかったと思われます(当方が言い出しっぺなので)。一方で、「モートン足」と言う「第一中足骨が第二中足骨より短い足は、問題が多い」と言う指摘は、比較的知られています。でも、
・第一中足骨が第二中足骨より長い
・第三中足骨が第二中足骨より長い
・第三中足骨が第二中足骨より短い
と言った足(モートン足には当たらない)を自覚している方が、少なからずいて、どう解決して良いかわからないで困っている、と言うことも分かりました。
なぜなら、自覚のある方が、当方のブースに来て、それらの問題を解決しようとされていたからです。その結果は、笑顔に表れていました。
つまり、それらの問題の、解決策になると言うことになります。
モートン足?
「イカ足」とは、そう言った「中足骨の長さにばらつきがある足」の事ですので、モートン足も含まれます。
つまり、モートン足の方にも、役立てていただけます。
YouTubeには、新参者の「イカ足」のことを、「モートン足」と言っている人がいるのですが、残念ながらそれは不勉強です。
「イカ足」の方が概念は広く、その中に「モートン足」が含まれる、と言う関係性になっています。
科学的な思考に慣れている不勉強な人が陥りやすい断定は、事実を誤認し、解決できる問題も解決できなくさせてしまいます。
「モートン足」が、広く認知されている理由の一つは、その出現確率の高さ、にあるのではないかと思われます。「そう言う足が多い」と言う事です。
一方で、出現確率が低い「第一が長い」とか、「第三が短い」とかも、当人にとっては、「100%自分事」。解決させたいはず。それができるのが「イカ足サポーター」と言うことになります。
だから、「モートン足」の人も、そうでない人も、中足骨にばらつきがあって、何らかの問題を抱えていたら、総じてお役に立てる。だから、「イカ足スマイルクラブ」のメンバーが、老若男女を問わず、国も人種も問わず、増え続けているのだと思います。
困り事が消えて笑顔になる。
それでいいじゃないですか。呼び名は何であれ。
試されるイカ足
今回は、試着体験していただくだけではなく、「イカ足サポーター」に興味を持っていただいた、ダンスカンパニーのディレクターとか、コーチとか、指導的立場の方とも繋がることができました。そして、今後の展開に向けての話も、させて頂くことができました。
会話の一瞬一瞬が真剣勝負ですので、次へ繋げる展開を模索しつつ、脇が甘いとチャンスを失うと言う、刺激的な時間となりました。
「試される自分」を実感しながら、結果を作るライブ感。
ビジネスをバリバリやる方は、こんな緊張感を日々味わっているのかも知れませんね。
もしかすると、近いうちに次なる展開があるかも知れません。それを期待して今回渡米していたので、まさに願ったり叶ったりという成果を得ることができました。
それもこれも、クラウドファンディングでご支援くださった皆様のお陰です。ここで改めて感謝申し上げます。m(_ _)m
このチャンスを、より大きな成果として実らせるべく、さらに精進して参ります。
バレエ団・学校巡り
米国ダンス界に進出するからには、著名なバレエ団やバレエ学校に、導入して頂くのが一つの大きな目標となります。
そんな妄想を抱きつつ、
・ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)
・ジュリアード・スクール
・スクール・オブ・アメリカン・バレエ(SAB)
・アルヴィン・エイリー・スタジオ
・ダンス・シアター・オブ・ハーレム(DTH)
などを巡らせて頂きました。
実は、DTHは、1997年に一度訪れたことがあり、共同設立者の1人アーサー・ミッチェル氏にご挨拶させていただいた事がありました。
実は、当方のバレエの恩師が、アーサー・ミッチェル氏と旧知の友で、その事を伝えたら快く迎え入れてくださったことがあったのです。
そんなDTHでも、もし「イカ足サポーター」がお役に立てたら、遠回しではありますが、恩返しになるのかなと、妄想を抱いております。
ホテル
滞在したのはPOD51と言う、Lexington Ave & 51st St にあるホテルでした。ミニマリスト向け、と言うコンセプトをしっかり体現した設備、構造、システムの3点が揃った、快適なホテルでした。特筆すべきは屋上のテラス。都会のオアシスとも言うべき快適空間で、朝も夜も宿泊者が集まってくる、魅力的な空間でした。連日満室というのもうなづけます。
セントラル・パーク
NY NOWが終わり、DTSの準備をしている合間に、ホテルから徒歩15分ほどのところにある、セントラル・パークを訪れました。
元々はDTSへ向けてジョギングをするつもりだったのですが、自転車に乗りたくなり、レンタルしてニ周してしまいました。
一周だけでも結構体力を消耗しますが、二周目に膝が笑い出し、三周目を断念しました。笑
ちょっと嬉しかったのは、メトロポリタン美術館を、裏側から見られた事です。以前ここの職員の方と親しくなり、社員食堂でご飯を食べたり、友人を何人も紹介してもらったりして、随分変わった滞在経験を、させてもらった事があったことを、思い出しました。今から30年以上前のことです。
ルーズベルト島
マンハッタンの東隣に、箸のように細長い島があります。ルーズベルト島です。ホテルの近くにトラム(ロープウェイ式の乗り物)を発見。乗って一駅の一風変わった趣の街(島)でした。無料の巡回バスが出ていて、それに乗ると、あっという間に一周できてしまいます。笑
意外にも、この小さな島に、大学、病院、研究施設、集合住宅などが、所狭しと並んでいます。
ここにはDTSの前日に、ジョギングのために行きました。マンハッタン島の喧騒から隔離された、平穏な島。イースト川沿いにぐるっと、テレテレと走って。体調を整えるには、最高の空間でした。幸い天候にも恵まれ、DTSに万全の体調で臨む事ができました。
マンハッタン側の川の中には、スカートを履いたような、ビルの彫刻が困った表情で傾いていました。最初は、バレエの生徒さんかと思ったのですが(職業病)、ビルでした。笑
マンハッタンの家賃が高すぎて、困っている事を表しているらしいです。笑えない現実ですね。。
結局この島には、3回訪れることになりました。快適すぎですね。笑
3回目に訪れた時は、雲行きが怪しく、激しい雷雨になったのですが、それもまた楽しかったです。
自由の女神
納品時期
ピッツバーグ劇場への寄贈は、帰国後に行う予定です。
そして、長らくお待ちいただいておりました、今回のクラファンでご支援頂いた「イカ足サポーター」本体や「ソックス」などは、予定通り9月から、納品を開始させて頂きます。今しばらくお待ち下さいませ。m(_ _)m