■バーレッスンのウォーミングアップより重要な役割
バーレッスンとセンターレッスン。
この二つが組み合わさってバレエのレッスンは構成されていますが
「バーはウォーミングアップ」
と聞くことがありますが、
バーなしでもウォーミングアップは出来るはず。
他のダンスやスポーツでは、
それでいてウォーミングアップはできている(はず)。
ということはバーには、
それは何でしょうか?
その答えに近づくブログ記事をバレエ教師 石島みどりが書きました。
その冒頭に
「これらの基本的な動きは、
とあります。
その一例として、
「plié(プリエ)はすべてのジャンプの出発点と着地点」
とあります。
確かに、ジャンプの手前ではプリエしてます。
そして、着地の直後もプリエしてます。
前者はアクセルのプリエ、後者はブレーキのプリエです。
そして、ジャンプの見せ場は空中姿勢。
これら全体が繋がってジャンプという一つの動きになっています。
ここから分かるのは、
ジャンプという動き全体の一部分(プリエ)をバーで行っている、
言い換えると、
プリエが発展してジャンプになる。
バーではプリエ以外にもたくさんの動きをします。
それらも、
その例はブログ記事をご覧ください。
「バーはウォーミングアップ」
とは全然違うものが見えてきますね。
今行っている動き(部分)が発展形(全体)につながる。
こうとらえると、
そして、バーとセンター(部分)を組み合わせて一つのレッスン(
そして、第1レッスン(部分)から第2レッスン(部分)へ、
1学年(部分)が8年分積み上がることで全8学年(全体)
部分が全体を構成し、全体が部分として上位の全体を構成し、、、
ワカメで有名な三陸の海岸線とか、ヒトの肺とかもこのパターン(
バレエ教育をこのフラクタル構造にし、
「ストレッチしたら上手になる」
「筋トレしたら上手になる」
「●を意識したら上手くなる」
という単純な話ではないんですが、
「これが答えだ!」
と言わんばかりにその手の情報も発信されています。
お気をつけくださいませ。。
当スタジオで、
教師向けには
・ロシアバレエe予備校
興味ある方は、