【ポーズの学び順】
クロワゼ、エファッセ、エカルテの3種類のポーズを学ぶ順番は、
1.クロワゼ
2.エファッセ
3.エカルテ
クロワゼの上体は垂直。エファッセの上体は垂直ではなく脚の前後によって、上体のニュアンスが変わる。エカルテはエファッセの上体に少しの変化を加えたもの。
クロワゼの垂直な上体が基本、クロワゼの基本にエファッセのニュアンス、エファッセの上体にさらなるニュアンスを加えてエカルテ、と発展していく。
バレエ教師石島みどりは、大人バレエの生徒さん向けに、ロシアバレエ教授法を中心に重要ポイントをつぶやくFacebookグループを運営しています。
上記は、先日そこでつぶやいた投稿です。
1. クロワゼ
2. エファッセ
3. エカルテ
おなじみの3つのポーズの学ぶ順番についてですね。
この3つ。
そもそも混同している方を見かけることがあります。
3つと言っていますが、
動脚の
a. 前と後ろ(ドゥバンとデリエール)
b. 右と左
が組み合わさるので、かなり複雑になります。
だから、
混同してしまっても仕方ないかなと思います。
機械的に書き出すと次のようになります。
右-クロワゼ-前
右-クロワゼ-後
右-エカルテ-前
右-エカルテ-後
右-エファッセ-前
右-エファッセ-後
左-クロワゼ-前
左-クロワゼ-後
左-エカルテ-前
左-エカルテ-後
左-エファッセ-前
左-エファッセ-後
全部で12パターン。
体がすぐに反応するでしょうか?^ ^;
ホントはこの他に6パターンあります。
右-ア・ラ・カトリエーム-前
右-ア・ラ・カトリエーム-後
左-ア・ラ・カトリエーム-前
左-ア・ラ・カトリエーム-後
右-ア・ラ・セゴンド
左-ア・ラ・セゴンド
全部で18パターン。
体がすぐに反応するでしょうか?^ ^;;
こんがらがっている方は、先生にご相談なさってみてください。
「私を出来るようにさせてごらん」
( ̄^ ̄)ゞ
とか (^_^;
ご自身で密やかに解決されたい方には、当方なりの攻略法を一つご紹介します。
完璧ではないけれどある程度助けにはなるはずです。
実は上の2グループを逆から学んでみてください。
6パターンの後に
12パターンです。
理由は長くなるので別な機会に譲るとして(いや、やれば分かります)、まずはその通りやってみてください。
「とことん上達したい!」
という方にとっては、こういう使い分けは常に正しく出来るようになっていたいですね。
色々なアプローチがあり得るので、教え方は先生によっても違ってくるかと。
・そのうちできるようになる
・繰り返し練習しましょう
・順を追って一つ一つ教えます
・何それ知らなかった(>_<)
・まずは解剖学でしょ
一つを除き全て実話(^^;
あなたの先生はいかがでしょうか?
さて、
当方のオススメは【ドリル】です。
「百ます計算」とかご存知でしょうか?
最初は満点取れなくても、決められた単純なパターン練習を毎日繰り返しているうちに
・満点が当たり前
・目標タイムを次々と突破
・もっと難しい問題も簡単に解けるようになっている
みたいな明るい未来が手に入ります。
これをバレエのポーズに応用するわけです。
単純に次々とポーズを切り替えていくだけです。
その時、取り組むべき順番が大事で
6パターンの後に
12パターンです。
これまでにこれで何人もマスターして頂いています。
スタート時の実力は問いません。
やれば出来るようになるのです。
ただし、これはあくまでも当方なりのやり方なので、教授法的なお墨付きを得ているわけではありません。
結果は出ますが、
ご利用は自己責任でお願いします。
あと、
冒頭のニュアンスは、出来れば正しく取り入れたいですが、これを教えてもらえない環境では難しいですね。
そういう場合でも、
アタフタしたり間違ったりしないようになれればよし
という辺りに暫定ゴールを設定して行っていただければと思います。
各ポースの定義についてはバレエ用語集でご確認ください。※1
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