日本では、バレエを習い始める50代から70代の方が非常に増えています。
この年代の方の中には、従来の対面式のレッスンよりもオンラインレッスンの方が適している方が少なからずいらっしゃるかも知れません。
少子高齢化が進み近年の人口動態が変化する中で、様々な年齢層の方がバレエを習い始めています。
その中にあって、特にバレエを習い始める方の多い前述の年齢層の人々にとって、自宅にいながらバレエのレッスンが受けられることは、日常生活を大きく変えることなく芸術的な追求に参加することを可能にしています。
仕事と家庭を両立させることで本来ならバレエに割ける時間は非常に限られているかも知れません。
その中にあって対面レッスンを受けるために教室まで通うという往復の移動時間や身だしなみを整える時間が、習い事を継続する上での足かせとなりえませんでした。
ところが、オンラインレッスンとすることで、この時間が丸々省略可能となります。
それでいて、バレエ教授法を習得した教師が遠隔で行うクラシックバレエのトレーニングは、生徒さんたちに卓越性を追求する機会を与え、バレエの高みを目指すことで、パフォーマンスを向上させることを可能にしています。
さらに、現在のデジタル環境では、予習動画、復習動画といった対面レッスンでは利用できなかった学習教材だけでなく、指導内容について、あるいはバレエに関連する様々な質問を専用の掲示板などを利用して教師に質問することもできます。
これにより学びの到達範囲、興味、関心を広げることが容易にできます。
上記の年齢層でバレエに取り組む人が増えているという事実は、この年代での生活の質の向上が得られているということの現れかもしれません。
そして、それはオンラインレッスンによってさらに強化され、バレエの実力の向上だけでなく、知識の増大や理解の深まりと相まってさらに充実したバレエライフが日常生活の中に誕生することに繋がります。