■このグラン・ジュテの跳び方、見分けられますか?
■今夜開催、ジョゼフ氏の独占サロン
■このグラン・ジュテの跳び方、見分けられますか?
【前の方が高いジュテ】
マリア・ホーレワが上手側。
3回目のジャンプは見事です。
グラン・ジャンプは全て上に跳びます。
それ以外が存在しません。
移動するジャンプは高くは跳びません。
移動するジャンプと
上に跳ぶグラン・ジャンプを組み合わせます。
その組み合わせによって、
放物線を描くようになります。
メソッド的にはこれは正しいです。
グラン・バットマンで投げ出す脚に
上体を近づけるというのが法則なので。。。
ホーレワは、
上体と脚を近づけたあと、
上体を起こしています。
メソッド的にそう習っていないプロだと、
脚が上がらないので上体が倒れ込むように見えますね。
5年生の課題です。
グリッサードからのグラン・ジュテ。
基本はこれです。
マリインスキーでのホーレワのジャンプはこちら。
ただし、
こういう柔らかい子達が脚を上げるので、無理がない。
※ 上記解説は、バレエ教師 石島みどりによるものです。
学校のレッスンでは、
上体が大きく揺れていますよね。
この動画を見たときに
バレエ教授法の知識の有無で、
得られる情報が随分と異なってきます。
簡単に動画が見られてしまう現状では、
「見れば分かる <( ̄^ ̄)>」
と、
バレエ教授法がスキップされてしまいます。
便利なようで、
不完全な学び。
ただ、
当人はその事に気づかないので、
困っておらず、
むしろ便利さから来る幸福感に満ちているかも知れません。
めでたしめでたし…
本当にこれで良いのでしょうか?
「グラン・ジャンプが高く跳べない。」
と相談に来た方に
この動画を見せて
一言二言解説を加えました。
数日後、
メールが届きました。
「グランジュッテがかなり跳びやすくなりました。
分かった気がする幸福感より
実際に出来るようになる幸福感
をバレエを踊っている人には味わってもらいたいと考えています。
マネージュでも法則は全く同じです。
ただ、マネージュ特有の進み方というのがあるので、
by 石島みどり
また、
「早速履いてみたところ、三回転がさらっとできて、
くり!でした。」
と、
喜びのメールが届きました。
このお子さんは11歳。
これも
実際に出来るようになる幸福感。
しかも、
努力ゼロ(^_^)v
「今日は、バレエ団の最初のクラスでした。
サポーターを待っていたんです。
5回転ピルエットが安定🏻🏻🏻」
原文
「Today was first class in the company
I was wearing your supporter
5 Pirouettes stable🏻🏻🏻」
こちらは、
メッセンジャーに届いた喜びの声。
これも
実際に出来るようになる幸福感。
プロでも同じ。
ベルリン国立バレエ団ソリスト ニコライ・コリパエフ氏からのものです。
トウシューズを履いて
「早くレッスンを受けたい!(*^^*)」
と、
目を輝かせて語ったのは
8月の来日公演を終えたマリーナ・タチェンコさん。
これも
実際に出来るようになる幸福感。
理屈抜きでバレエが上達するなら、
それもありではないでしょうか?
あれ!?
バレエ教授法をスキップしてしまった。(汗)
こうしてバレエ教授法の不遇は続く。(汗)
「いや、
バレエは教授法ありきでしょ!」
という方は、
こちらをどうぞ。
現在、
これを上回るロシア・バレエ教授法の講座は存在しないかも。
ワガノワ本校で開催されたバレエ教師再教育プログラムを修了し、同校バレエ教授法学科長マリア・グリバーノワ先生からコンビネーションテストで最高得点を頂いた教師による指導が受けられますので、
直球ど真ん中です。
実際に出来るようになる喜びは世界共通。
ということで、
ロシアで開かれる国際展示会のステージで
プレゼンさせていただくことになりました。
当方のブースには
「イカテリーナ(Икатерина)」
と
ジョークを大きく掲示して
来場者が
「ぷっ( ̄з ̄)ゞ」
と笑ったら当方の勝ち。
笑わなかったら負け。
と、
くだらないゲームをしに行ってきます。^_^
一応解説させていただくと、
「エカテリーナ」というロシアの女性名を
「イカテリーナ」ともじっています。
「イカ足サポーター」なので。
ちなみに、いま、
ダニール・シムキンからのオーダーを受けて製作中。
そのシムキンと元ABT仲間で
プーチン大統領とも会ったことのある方が今夜の臨時サロンのゲス
その時の写真がこちら。
■今夜開催、ジョゼフ氏の独占サロン
ジョゼフ氏独占で開催する臨時サロン。
「YAGP金メダリスト、ジョゼフ・フィリップスを独占。
ライブチャットで会話ができます。
届いた質問を読んだり、
翻訳したりしている時間がもったいないので、
予めご質問を寄せていただいて準備しておきたいと思います。
既に下記のご質問を頂いております。
■ジョゼフ氏への質問
①空中にいる間はどんなことをイメージしていますか?
また、学生の時はどうでしたか?
②観る人を惹きつけるジャンプとはどんなジャンプか?
そのためにご自身はどんな工夫をしていますか。
③大人バレリーナにとって、
あなたのご質問もお寄せください。
10月11日(金) 21:30頃~45分
「YAGP金メダリスト、ジョゼフ・フィリップスを独占。
ゲスト ジョゼフ・フィリップス
通訳・講師 石島みどり
講師 森脇俊文、他
進行 長岐裕之
裏サロンですので有料会員限定となります。
現在有料会員でない方も、
ジョゼフ氏のサロンをご覧になりたい方は、
こちらから有料会員にお申し込みください。
■バスターズのご案内
「大人バレエの上達」は、
バレエ教授法でも未対応の領域です。
バレエ教授法を大人の生徒さん向けに拡張するにはどうしたらよい
講師陣が力を合わせて
実際に出来るようになる幸福感
を一人でも多くの大人リーナに
味わっていただくための活動とも言えます。
興味ある方は、下記ボタンを押してください。