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小学生が「ロコモ」になる理由

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保護者の皆様へ

いつも当スタジオをご愛顧くださいまして誠にありがとうございます。

寒暖の差が広くなってきておりますが、お風邪など召されていませんでしょうか?

間もなく今年度も終了となります。
来月の見学会では日頃のレッスンの成果を御覧いただけるかと存じます。

都会の子どもは運動不足になりがち、と思われがちですが、いまは田舎の子どものほうがその傾向が強いという話を伺いました。

移動は車、時間があればスマホかゲームで、歩く機会も少ないそうです。

一方、都会の子どもは、複数の習い事に通うのが珍しくありません。

水泳、テニス、バレエ、そろばん、英会話などなど。

枚挙にいとまがありません。

一つの習い事に絞らないと「もの」にならないのでは、という向きもありますが、最近の調査によると特定の種目に絞ると運動能力に「偏り」が生じることがあるそうで、かえって良くないとのこと。

最近耳にするようになった「ロコモ(ロコモティブシンドローム)」と言う言葉は高齢者の運動器の障害による移動機能の低下を表す言葉ですが、子どもの習い事の「偏り」の結果、小学生にも「ロコモ」が見られるようになってきたと、大学の運動学の研究者から伺いました。

そういう状況ですので、各地を回って子どもに運動指導してみると、いまは都会の子どものほうがよく動けるそうです。

複数の習い事が奏功しているのではとの見解です。

その一方で、バレエのように「型」を習得することを重視する習い事には、反復がどうしても必要です。

このジレンマをどう克服するか、というのが多くのバレエ教室の抱えている悩みと言えます。

当教室では、週一回でも普通に通うより早く上達できるよう脳トレ(IQ体操)を取り入れています。

おおもとの理論は東ドイツで開発されたもの。

人口わずか1,600万人の同国が、当時2億人強のアメリカと互角かそれ以上の競技成績を収められたのも、この脳トレによるところが大きいと先の研究者の方は語っていました。

それに目をつけてからの日本フィギュアスケート界の世界的活躍は、その理論の有効性を現代において証明したと言えるのではないでしょうか?

話が大きくなってしまいましたが、IQ体操だけで良しとするのではなく、発表会という目標を持つことで生徒たちはより意欲的にレッスンに臨めるようになります。

結果的に、週一回のレッスンでの学びをさらに大きなものとすることが出来ます。

今年は夏に近場の会場が見つかりませんでした。

そのため10月に予定させていただきました。

12月に近いため、今年はクリスマス会をお休みさせて頂き、10月の発表会を唯一の発表の機会とさせて頂きます。

ぜひ参加をご検討ください。

  • 2019 02.16
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