故ステーブ・ジョブズ氏伝説のスピーチをご存知でしょうか?
2005年米スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。
彼は3つの話をしました。
1. 点と点をつなげる
2. 愛と敗北
3. 死
多くの方がブログなどで紹介しているのでご存知かと思います。
この中で、
どれだかわかりますか?
「1. 点と点をつなげる」
です。
私の主観なので、「違う」
バレエを習う時、何をどの順番で習うかはとても大事。
初心者の段階で、
最初は立ち方だけだったり、
ある程度動けるようになってくると、重心移動を伴ったり、
さらに他の動きが組み合わさったりと、
この複雑化をする時、基礎になる動きがあって、
ね?
「1. 点と点をつなげる」っぽいでしょ!?
たとえば、
あのステップは「パ・バロネ」。
先生が
「今日のステップはこれ!」
とお手本を見せて説明をして、さあ生徒たちの番。
すぐにできますか?
「ムリ(;´Д`)」
ということも珍しくないですよね。
お手本を思い出しながら動きを再現しようと反復練習しませんか?
そこが上達の分かれ道。
「出来るようになるまで練習」
したとすると、それは丸ごとコピーに成功したということ。
素晴らしい。
でも、大事な学びが抜けています。
「パ・バロネ」
は、あるステップが発展したものです。
何だか分かりますか?
それが分からないまま出来るようになっても、
テクニックは上がっても、バレエの理解は深まってない。
このパターンで上手になったダンサーが教師になると生徒さんがか
それは置いておいて。
答えは、「バットマン・フォンデュ」です。
おそらく殆どの生徒さんが、パ・バロネを習う前にバットマン・
両者がつながっていないとすると、基礎としてのバットマン・
応用できていないということになります。
では、そのバットマン・
ロシアのアカデミーでは一年生で習う動きです。
こういったステップや動きの関係性を理解していると、
つまり、バレエを理解していることになります。
今日の学びが明日に生かされるわけです。
でも、そういったステップの関係性、
なぜなら
「1. 点と点をつなげる」
になっていないから。
ステーブ・ジョブズ氏がもし存命なら「ステイ・フーリッシュ」
そんなことにならないように
「バットマン・フォンデュは何の発展系か、その手前の点(
考えてみてください。
バットマン・フォンデュをしたことがある方なら、
こういう観点で今日習うステップと向き合うと、
それがバレエを学ぶことの醍醐味の一つではないでしょうか?
さて、
「バットマン・フォンデュは何の発展系か?」
この問いに、石島がブログで答えています。
すでにご存知なステップとステップ、
バレエの上達に対しては常に「ハングリーで」ありたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
バレエ上達ナビゲーター 長岐裕之